怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

2018-09-28から1日間の記事一覧

140字小説「100円の表彰状」

140字小説「100円の表彰状」 五歳の彼は欲しい物は母親にねだる物でした。 欲しい欲しいと叫べば4割の確率で手に入る物です。欲しいものが手に入る確率は値段で変動するのですが、彼にはそれはまだ分かりません。 母親の手伝いをして手に入れた百円玉…