怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

2018-12-28から1日間の記事一覧

鹿の革

鹿の革 鹿の革をかぶった男がいました。 男は名をニカンというお坊様でした。 ニカンは鹿の革をかぶって弓で射られようとしていたのです。 カツキという男がいました。 その男は猟の才能があり、必要とする以上に狩りをしていました。 照射と書いてともしと…