怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

2019-09-30から1日間の記事一覧

140字小説「風鳥歌」

風にのって自由に飛ぶ鳥たちがいった。向かい風なんてくだらない思い込みだ。いつだって、ただ風が吹いているだけだ。向かい風に見える風のなかに、弱くとも必ず追い風が吹いている。 鳥は飛ぶ。風にのって。 このブログを見てくれてありがとうです。