怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

古典の本を買いませんか?

お題「好きな作家」

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好きな作家は雨月物語上田秋成です。

 

古典に興味ありますか?

古典を買う時、古本屋で写本を買うのではなく、

様々な形になってる本の中から選びますよね。

なので古典の本の種類と選び方です。

 

完訳や訳付や解説付きにそのまま

単純に物語がそのまま訳されているのと、

訳 か原文のどちらかが主として、もう片方が付属として付いている物。

解説が付いているものがあります。

それと、ほぼ手を付けない、そのままのもあります。

 

解説が付いています。

話の内容が分かり、背景に詳しくなる本です。

ただ、この本でも上田秋成の風景の描写などが結構削られています。

 

artart1982.hatenablog.com

青頭巾の真ん中のこの部分が省かれてました。

なので、

ほぼこのタイプの本は内容に影響ない程度に、

削られていると思っていいと思います。

 

 

完訳とか全とか書いてある本だと全部乗ってるはずです。

知ってれば、このページ数は話を削ってるなと分かりますが、

知らないと薄い方買いますよね。安いですしね。

 

宇治拾遺物語、今昔物語、雨月物語などの

複数の話が入ってる物語集の共通点として、

入ってる話の時代がバラバラということがあります。

 

雨月物語では、「白峰」に崇徳院が出てきて、

平家早く滅びろやと西行に愚痴ります。

「貧福論」は徳川家康徳川幕府を作ることを示して終わります。

なので、時代が違うので常識が結構バラバラです。

 

ただ、貧福論は歌に徳川幕府を暗示する形なので、

解説なしを買って、知らないと気づかないかもしれません。

 

当時の常識はあえて説明がなかったりする時もあります。

10年前の本とかでも分かりますが、常識は結構変わるので、

説明なしは大変です。

コギャルやエンコーという言葉に解説がつく時代がもうすぐ来るでしょう。

あぁヤマンバっていたな。

 

解説がついていると、単純な話も意外と奥深い話だったりします。

こればっかりは知らないと分からないので、

解説がついていると良いかなと思います。

 

最初は解説付きで原文の一部が付いているのがおすすめ

訳文に原文が一部付いていて、解説があると良いと思います。

何回も読めば、色々慣れるでしょう。

 

慣れると信じている…

釈迦関係辛いよぉ…