怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

140字小説「猟犬」

「猟犬」

 

その猟犬は良い猟犬だった。

猟師のために、

獲物を狩りだし、格闘し、回収をした。

ある日、山で猟犬はまがいものを見た

猟犬は迷わず逃げた、その姿を見た猟師は犬を全力で追いかけた。

犬の通った道は安全である。

獲物にならないわけのわからないものの相手をするのは、

時間と命と弾の無駄である。

 

 

君子危うきに近寄らずの

君子は

賢い人という意味です。

学識、人格に優れれば危険に近寄らないという意味になります。

 

わざわざこのブログに来て下さったあなたを、私は大切に思います。 

 

マタギ奇談 狩人たちの奇妙な語り

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