怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

「今昔物語」「宇治拾遺物語」「雨月物語」読み比べ

はてなブログにのぞむことで性別が自由記述なのですね。

でも性別必須なんですよね。

ボケろって言われてるのかと思って焦った。

 

ブログ名変えました。

なぜ失敗ブログを引き継ぐのか?

そう思ったので変えました。

「今昔物語」「宇治拾遺物語」「雨月物語」読み比べ

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有名な三つの古典、名前だけは知ってる古典。

あなた、そこのあなた読みたいでしょ?えぇ読みたいですよね。

古典は考えながら読む日本語なので、読書スピードが上がりますよ。

読むのならどれから読むのがいいのか、特徴を書きます。

というわけで、本棚にある古典の話を。

いつもじゃないかって言わないで。

 

で、大事な話です。

一番難しいというか馴染みがないのが敬語です。

なので、雅な話は難しいと思います。

 

 

けっこう読みやすい宇治拾遺物語 

約200話です。

序文がいいかげんで、どうやってまとめられたのか、

よく分かりません。

 

宇治大納言物語を軸に作ってあるのでしょう。

 

お話としては

「絵仏師良秀」「稚児と牡丹餅」「わらしべ長者」などが特徴でしょう。

 

うんち見せろの「平貞文本院侍従」も入ってます。

ただ有名な話はほぼ今昔物語にも入っています。

 

200話は意外と読みやすく、読み返すのにも楽しい分量です。

きっとね。

 

 

artart1982.hatenablog.com

 

まさに昔の歴史書今昔物語

30巻をこえ、話が1000をこえます。

実際に読めるのは半数ですかね。

それでも500話です。

 

有名な話はほぼ入ってます。

 

特徴はなんか欠けが多いです。

何か書こうとして、欠けてるらしいです。

残念誰も補完してくれなかった。

実は今昔物語は未完成だったりします。

あと間違いもあったりします。

天皇の后と書いてあるすぐ次に、同じ人物が天皇の母と書いてあったりします。

注意力もなんか低めしかも多い、意図的に変えてあるのも含めて面倒。

 

未完成なので、途中が数巻欠けています。

 

前半はお釈迦さまや聖徳太子が出てくる教養深い内容です。

歴史書とも言えます。

そこの20巻ぐらいまでがけっこう退屈で苦痛かも。

 

なので、20巻ぐらいまでとそれいこうでは全く印象が違います。

本を買う時は何巻を書いているかを見ると良いと思います。

 

そして、宇治拾遺物語と同じ話でも少し違ってたりします。

五色の鹿が、今昔物語と九色の鹿になっています。

 

問題は心がおれそうな量ですね。

なので、いきなり今昔物語はきついかもしれません。

 

雨月物語

上田秋成の書いた物語集です。

映画化された話も多く、長さもあり、

読みごたえがあります。

 

読みなれていないと、訳されてない文語体だと、とてもつらいでしょう。

なので、ここから入るなら完訳とか書いてある約してある物がいいでしょう。

 

訳と原文の漢字表記という物が両方ついている本もあります。

 

 

解説付きの本だと、上田秋成の教養深い部分がけずれていたりするので、

少し注意がいります。

解説付きはけっこう削ってますね。

 

雨月物語は文学なので、完訳とかを読んでほしいと思います。

 

古典文学を味わえる作品です。

 

遠野物語

一個の話が短いです。

とても短いです。

河童が赤いとかいろいろ書いてあります。

個人的に読む方法が沢山あるので、漫画も良いと思います。

こんなブログをやってなければ原文にこだわる必要もないと思います。

 

 

特徴としては古典はアンチフェミニズムなのでそこは割り切ってください。

お釈迦様が女性が男よりも下だと言ってますが。

割り切ってください。

 

でも、一番おすすめは徒然草だったりします。

生きるヒントみたいな感じ?

 

ではでは本屋へGO

 

わざわざこのブログに来て下さったあなたを、私は大切に思います。