怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

今昔物語と宇治拾遺物語の芋粥を考える

今昔物語と宇治拾遺物語芋粥を考える

 

古文を読みたい人が何から読めばいいのか?

訳読めばいいじゃないは除いて、治拾遺物語の芋粥を考える

おすすめは、

 

「今昔物語」「徒然草」「宇治拾遺物語」です。

理由は、話が沢山あるので、読みやすい長さと難易度、敬語のない話など色々あるからです。

力にあった話から読めばいいのです。

三つとも難易度の高い話から低い話と様々な話が入っています。

雨月物語」は全て難易度高めなので、難易度から選べるのがこの三つの魅力です。

 

貴族や敬語があると難易度が跳ね上がるので、無い話からなれると良いと思います。

宮中が舞台の話は大変だと思います。

 

宇治拾遺物語と今昔物語

宇治拾遺物語は作者不詳で、

宇治大納言物語に拾遺物語を足したのか、宇治大納言物語の拾遺物語なのか不明という。

 いいかげんです。

 

序が最後にかもねで終わるという説話集です。

 

「絵仏師良秀」や「稚児とかい餅」長い鼻のお坊さんの「鼻長き僧」に「わらしべ長者」うんち見せろで有名な平貞文本院侍従もあります。

それらが有名で、ひどい所だとそれ以外は微妙と言われます。

 

でも、そんなことはないです。

 

安倍晴明の話もありますし、約200話もあり、読みやすい話や楽しい話を探すのにいいです。

 

今昔物語は宇治拾遺物語のほとんどが入っています。

話は1000を越えますが、多分半分は読む価値ないでしょうね。

 

その半分も欠けがあったりなので、入らなかったお話はそうなのでしょう。

 

今昔物語は釈迦の話から始まり、日本は聖徳太子から始まります。

仏教色がとても強いです。

おすすめは後半部分です。20巻いこうですかね。

 

芋粥を考える

利仁芋粥という有名な話があります。

藤原利仁が五位に芋粥を奢る話です。

芥川龍之介さんは芋粥という話を書いています。

五位と大夫殿は同じ意味です。

芥川龍之介さんは五位を小役人と書いています。

 

五位は貴族です。

説明読むと貧乏貴族ですかね。利仁も若く仕えていた時と書いてあるのでまだ少将でしょうか?

少将は五位と同格です。

なので利仁は五位からスタートするご身分だと思うので芋粥の時は同じ五位の少将でしょうかね。

まだ利仁が身分の低い時代と書いてあります。

利仁はここから出世して従四位になります。あれ?意外と低い?

 

もしかしたら五位でも殿上人の五位と違うのかと思いましたが、

一の人に仕える利仁と待遇は同じで大夫殿と呼ばれているので殿上人だと思います。

一の人は政権の頂点なので天皇に仕えるのと同じです。

一の人の決定を天皇が受け入れるのです。

 

利仁はキャリアを五位から始まると思います。その利仁とほぼ同格として話しているので、殿上人の五位であると言えます。

利仁の親が中納言で利仁が最終的に従四位というなんとも微妙なので言い切れません。

小役人だったら相手にされません。大夫なので中宮という皇后様に仕える仕事かなと思います。

 

この話の五位の身なりの説明はひどいですが、五位なので奢られた人はえらい人です。

この話は、真面目にがんばれば後ろ盾のない貧乏貴族も報われるという話ですかね。

 

単に利仁のために五位を下げすぎた感じもあります。

中宮に仕えてるのに身なりに気を使わないのかとも思いますし。

 

ただ間違いなく芥川龍之介さんはストーリーのために五位を下げすぎたと思います。

 

今昔物語では他の話だと、金持ちが五位の位を買いに行く話があります。

なぜか?それは五位は殿上人だから大金で買ってでもなる価値があるからです。

殿上人は基本五位以上です。

五位ではありませんが六位蔵人は蔵の文書を管理する役なので、六位蔵人は殿上人になります。

なので、芋粥の五位はひどい身なりですが、貴族なのです。

 

国司や国守は五位よりも下です。

基本六位なんですね、昇殿できない六位です。

大国の守は五位ですが、昇殿はできません。

六位蔵人が殿上人なのは秘書にあたる役職だから昇殿出来ないと仕事できないからです。

 

芋粥は貴族でも辛い生活をしている者がいたという話でもあるかもしれません。

天皇でも生活は辛いよって話もあるので、五位でも辛かったのかもしれません。

 

ただ、もしかしたら、才能豊かであまり容姿に気を使わない人だった可能性もありますね。

五位ですし、利仁は接待をしているので、年長者でもありますから噂や信頼などの影響力は高い人だと思います。

 

個人的には、

どちらの芋粥も脚本の人そこまで考えてないと思うよ案件だと思われます。

それこそ、

芥川龍之介さんの芋粥にあるように五位程度どうでもいいが答えかもしれません。

 

個人的に枕草子にでてくる清少納言に馬鹿にされまくってる貴族のイメージですね。

 

人生のヒントにもなる?徒然草

 

徒然草吉田兼好が書いた随筆集です。

清少納言枕草子鴨長明方丈記と並ぶ、

日本三大随筆です。

 

随筆なので、ブログ的な楽しさもあります。

 

徒然なるままに心うつりゆくままに書かれた話は、多岐にわたり、多岐にわたりすぎています。

好ましい人はどういう人かとか勉強の仕方や、飼い犬を猫又に勘違いする話など様々な話があります。

 

もしかしたら、これを読み込むと人生は徒然草で学んだという人も出るかもしれません。

 

高校生向きでもありますし、大人でも楽しめます。

徒然草は習慣も分かるので、他の古文が楽になります。楽になるのは枕草子もそうですが、言葉が少し難しいですかね。

 

特徴は、

しっかりした文法解釈の本があることです。

読めなくても文法解釈や訳がのってます。

 

高校生にもぴったりですね。

プレゼントにいいかな?(え?)

 

けっこう徒然草枕草子も愚痴っぽいです。その二つについてはあとで書きます。

枕草子はなんかキラキラお局さまって感じでなんか楽しいです。

枕草子はぱっと見キラキラしてますが、中宮定子の人生もあり悲しさもあります。

権力闘争に負ける側の話なんですよね。

 

ただどれも時代が違うので、考えが違いすぎたら時代は変わるんだなで流しましょう。

ヘタな人生論より徒然草 (河出文庫)

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文法全解徒然草―2色版 (古典解釈シリーズ)

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マドンナは助けてくれるのか?小泉八雲さんでも?

最後に、読むために。 

荻野文子の超基礎国語塾マドンナ古文―すらすら読むための文法講座 新装版

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読むと楽になりますよね。

常識の方は陰陽師などの読解にも使えるかもしれません。

陰陽師以外は意外とないんですよね。

需要がないんじゃない!!

個人的にはマドンナ古文の常識だけで充分かなって。

そっから先はとても古いので資料もあやふやなので、淵や沼ですよ。

うひひひ

うわぁぁぁん

 

江戸時代の専門家が多いのはなぜなのか今はよく分かる… 

整理されてるもの、それでもうわさ話でぐちゃぐちゃな部分もありますからね。

 

あと知識は意外と小泉八雲さんで代用もできるかもしれません。

小泉八雲さんは海外への説明も入るので教養もつきます。

八雲さんのは時代がよく分からないですけどね。

たまに間違っている?大丈夫だよたいてい注意が付いてるし、たまに間違いがあるのは今昔物語も同じです。

 

最近、折口信夫さんや南方熊楠さんはレベルが高すぎて使いづらいと気づきました。

なので、たくさん本も積んでるから集めるだけで二人を読むのは来年かなと思います。

 

 わざわざこのブログに来て下さったあなたを、私は大切に思います。