怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

頭の良い人どんな人?と怪談論

頭よい人どんな人?

はじめに、

怪談徒然草って本があるのね。

なので草子にしました。

 

頭がいい人ってどんな人でしょうか?

 

今昔物語だと、質問に説話で答えられる人です。

説話が根拠になっています。

 

質問に根拠を持って答えられる人になりますね。

 

地の利を生かせ

 

今昔物語と宇治拾遺物語にこんな話があります。

 

商人たちが岸で虎に襲われそうになりました。

危機一髪虎の攻撃は外れ、虎は海に落ちました。

海に落ちた虎は鮫に襲われます。

 

鮫におそわれた虎は片足を失いますが、

陸に上がります。

陸に上がった虎を鮫は追いかけますが。

虎に返り討ちに会います。

 

三本足でも虎って怖いねと話は終わりますが。

 

そこじゃないでしょう…

これって地の利ですよね。

地の利がなければ鮫も手負いの虎に簡単に負ける。

 

頭のいい人は、自分のテリトリーを知って、

そこから出ない人です。

 

池上彰さんがそうだと思います。

自分の有利な場所から絶対に出ません。

 

もし不利になりそうだったら話題を自分の有利な方に変えます。

選挙特番だと話題変えの技術が見れます。

たまに池上さんの不得意な分野の人を当てて、逆に池上さんの得意分野にもってかれてボロボロにされている政治家1年生を見ます。

いいえ、よく見ますの間違いでした。

鮫と虎の場所取りをしているのですね。

 

虎の池上さんに陸上にあげられぴくぴくしている鮫が見たかったら選挙特番は池上さんを見ましょう。

ただ地の利の問題なので、議員さんが頭が悪いのではないのです。

池上さんが狡猾なのです。

褒めてますよ。

 

まぁ、自分のテリトリーも判らずふらふらしてるからピクピクする羽目になるのですが。

 

本屋や図書館に行って自分がどれだけ知ってるかが、自分の頭の良さの判断になるという考えがあります。

 

皮肉が入ってますね。

本屋に行けば分からない本だらけです。

でもその本を知りつくている人がいるのです。

ひとりの力は小さいということですね。

 

チャールズ・ヴァン・ドーレンという教授がいました。

その人はコロンビア大学の教授で、代表作が知の全体史と本の読み方です。

 

その人はクイズ番組で圧倒的な強さを見せ、

クイズ王として人気者でした。

 

そしてクイズ・ショウという映画になりました。

 

やらせだったのです。

彼でさえ、知らないことだらけだったのです。

 

知らないは恥ずかしくないのです。

自分が頭がいいと何でもかんでも口を出すのが恥ずかしいのです。

 

怪談論

怪談とは何か?

妖怪とかが出てくるお話です。

 

粘膜人間とか粘膜兄弟とか怖い話だけが怪談ではありません。

まぁ不穏な空気は流れますが。

個人的にはホラーと怪談で勝手に分けています。

勝手に。

怪談には勘違いで何もなかったねって話もけっこうあります。

 

なので、怪しい談話。本当にそうだったりします。

別に怖くなくてもいいんです。

 

怪談集で妖怪のかわいい話ばっかだと石投げられそうですが。

徒然草の犬を猫又と勘違いする話も怪談です。

泣いた赤鬼だって怪談ですよ。

 

そんな感じの話多いんですよ。

ただ不気味な感じはしますかね。

不思議でのんびりした話でもいいんです。

少し不思議でもいい。S(少し)F(不思議)!!

 

私はミステリー風味が相性良いかなと思います。

 

当然ですが夫婦が喧嘩するだけとかは怪談ではないです。

 

個人的に怪談って広いんだなって思ったのが怪談作家と名乗ろうと思った理由です。

 

 

 

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