怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

伝聞昔話「袴垂保昌に会う」(宇治拾遺物語より)

    伝聞昔話「袴垂保昌に会う」

 

 袴垂というたいそうな盗賊がいました。

 それは十月ごろでした。

 衣が欲しくなった袴垂は、いい衣がないかと探していました。

 人々が夢の中で笑ったり泣いたりしているころです。

 一言で言えば夜です。

 朧月の下、衣をたくさん着込んだ男が、指貫の股立ちを掴み、絹の狩人のようなものを着て、一人笛を吹き歩いているのです。

 

「奇妙な男だ、神様仏様が俺に衣を恵んでくれたかのような男だ」

 袴垂はそう言い、笑いました。

 袴垂はこの男から衣を奪おうと思いましたが、なぜか嫌な感じがしたので、男の後をつけることにしたのです。

 

 その男はのんきに笛を吹いています。

 袴垂はその男に何度か襲いかかろうとしましたが、上手くいく気がしません。

 何度もそのようなことを繰り返したので、相手も気づいてそうですが騒ぎもしません。

 

 袴垂は覚悟を決め襲いかかると、

 男は笛を吹くのをやめ、

「何者だ」

 男がそう声をかけると、袴垂は我を失い、気力が抜けました。

 

「何者だ」

 男が再び聞いた時、袴垂は動けなくなったのです。

 この男から逃げることは出来ないと、袴垂は思いました。

「追いはぎだ」

 袴垂は言いました。

「追いはぎにも名前があるだろう」

 男が聞きます。

「袴垂という」

 袴垂の言葉に男は満足そうに微笑みました。

 

「袴垂という危なっかしい変わり者がいると知っている。ついてこい」

 男の言葉に袴垂はしたがったのです。

 袴垂は男の笛の音を聞くと魂が奪われたような気持になったのでした。

 

 男は、摂津の前司、藤原保昌の屋敷に入っていきました。

 袴垂は家に呼び入れられました。

 家に入ると、料理と酒が用意してありました。

 男は藤原保昌だったのです。

 

 保昌が袴垂の目を見つめ、

「これまでを話せ」

 保昌が袴垂に言うと、袴垂はこれまでにあったことを、不思議なことに本人の記憶よりも正確に語ったのです。

 

 保昌は袴垂の言葉を真剣な表情で聞いていました。

そして、保昌は袴垂は厚手の綿入れを与えました。

「衣が欲しくなったらここへ来い。間違っても気心の知らぬ奴に捕まるなよ」

 保昌はそう袴垂に言ったのでした。

「あの男は恐ろしい、盗賊の俺が恐ろしくてふるえ、ただ言われたままにしたがうとは」

 袴垂はそう言うと闇に混ざっていったのでした。

 

聞き伝える昔の話でございます

 

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宇治拾遺物語より。

今昔物語に入っているお話です。

宇治拾遺物語では袴垂は保昌の弟の保輔と思われています。

宇治拾遺物語の別の話で、保輔の非道な行いと、それが噂となり、

人々が知っていても、逮捕されない権力の闇っぽい話として書かれます。

そんな話が残るということは、保昌さんも評判は悪いのです。

基本的には、伝説の盗賊の袴垂と、その袴垂よりもスゴイ保昌という話です。

 

首都圏に住んでいていいと思えるのはイベントが多い所です。

ラジオ局も結構イベントやっています。

NHK横浜のJAZZライブが好きです。

 

1時間ってちょうどいいんですよね。

 

杉田にあるプララで大日本プロレスの商店街プロレスを見ました。

去年は近所で2回やってくれたんですが、今年はきてないですね。

冬に来るのでしょうか?

プララは風がよく通るのか、屋外とは思えないほど快適でしたね。

けっこう怖かったんですよ暑さが。

でも思った以上に涼しかったです。

 

恵体な感じの子供がオープニングのプロレス教室に参加すると楽しいですね。

ただ、子供へのサポートはもうちょっと考えないと事故が起きそうかなと思いました。

子どもだから前転出来なければ持ち上げてくるっと回せばいいのに。

対応が危険な感じで中途半端だったかなって思います。

子どもって意外ともろいので、事故が起きるとイベントもだめになるので、もう少し丁寧さが欲しいかなと思いました。

 

青木選手は動きがすごいですね。動きがとても軽やかなので、もし近所に商店街プロレスがきたら、青木選手の軽やかな動きを見てほしいです。

見ててとても楽しかったです。

宇藤選手は大きいので迫力がありますね。プロレスラーって感じを楽しむことが出来ます。

 

枕草子も子供の元気な姿は良いと言っているので、大日本プロレスの子どもプロレス教室は風流なのではないかと思います。

とても好きなイベントなので、盛り上がって欲しいです。

去年の東戸塚の商店街プロレスは豪華でプロレスの間の男性のポールダンスも楽しかったんですよね。男性のポールダンスはスゴイですよ、人気があるのも分かります。東戸塚は女子プロのアイスリボンの選手も参加してとても楽しかったです。

テキーラ選手が試合後に腰をおさえて戻るのを見て大変そうだな、頑張って欲しいなと思いました。

あとポールダンスの男性がパフォーマンスの後小さくなってそそそと戻るのも印象的でした。

 

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※基本的に聞き伝えるという形で、大筋は変えずに思うままに書いております。