怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

140字怪談「みのむし」

140字怪談「みのむし」

 

蓑虫は鬼の子です。鬼に捨てられた哀れな子です。

人食う親の罪なのか、人食う蓑虫の明日の罪なのか。
哀れな衣を着て人を見るとヒトクサイヒトクサイと鳴きます。
もしヒトクサイヒトクサイと鳴く蓑虫をみたら潰しましょう。

鬼になる前に潰しましょう。

人食う大義ができたと蓑虫はとても喜ぶでしょう

 

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石原莞爾さんの文章か。

一致率だと特に似た文章はないみたいですね。

内容は政治に程遠いのに、政治家っぽいのですね。

 

枕草子で蓑虫は鬼の子と書かれます。

出典不明なので、面白いと思い使いました。

枕草子では蓑虫はちちよちちよと鳴きます。

 

文体診断ロゴーン

 

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