怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

140字小説「彼女の右足」

140字小説「彼女の右足」

 

 

好きな子がいた。その子とは縁がないらしく、どう頑張っても結ばれない。

あまりにも可哀想だというので、その子の右足をもらった。

足ならば一緒に出かけることが出来るという優しさらしい。

その足はよく食べ、よく飲み、よく笑う。

ただただ納得がいかない。その子から子供が生まれたという手紙が来た。

 

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新見南吉さん、麻生太郎さん、三田誠広さん。

 

新見南吉さんか、川端康成さんは出ませんでしたね。

 

文体診断ロゴーン

 

 

わざわざこのブログに来て下さった貴方を私は勝手に大切に思います。