140字小説「なま女房と化け猫」
140字小説「なま女房と化け猫」
なま女房の仕事は化け猫の世話でした。
「化け猫さん、顔に毛が生えていると情が薄いとは本当ですか」
化け猫は女房の顔じっとみる。
「女房さんもうっすら顔に毛が生えています」
化け猫がいいます。
「化け猫さんは今日ご飯がいらないのですね」
「顔に毛が生えていると情が薄い」
化け猫がいいました。
新人の女官をなま女房と言います。
女房はお世話係ですね。
この女房さん何に仕えてるんですかね?
女房の言い方は安倍晴明とかの話でも出るでしょうね。
なので、女房には色んな意味があると思ってください。
一文が長い?
全体を一文と認識されたのですかね?
場面などが変わらないといけないというのかな?
まぁ、140字ですからね。
でも面白いですね。
ばぁかばぁか
九鬼周造さんは哲学者ですね。
わざわざこのブログに来て下さったあなたを、私は勝手に大切に思います。