怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

140字小説「田作りの次郎長」

140字小説「田作りの次郎長」

 

 

暇だったので田作りの向きを揃えてやる。
皆バラバラでは悲しかろうと思ったのだ。
ヒレがかけているやつには補助するものをそばに置く。
頑張れよと声をかける。

食べるのですがね。
目付きが悪いものは次郎長と名付け反対を向かせる。
目つきが良いのも悪いのも田作りなので皆甘い。

 

f:id:artart1982:20180512215731j:plain

 

田作りってきれいで泳いでいるようですよね。

f:id:artart1982:20180625135104p:plain

坂口安吾さんか、堕落論ですね。

 

logoon.org

 

わざわざこのブログに来て下さったあなたを、私は勝手に大切に思います。