百物語論
百物語とは何か
※下に百物語のリンク入れました。
百物語は百個の蝋燭を一つ話を終わるたびに消して、
百個物語が終わると何かが話すとか話さないとか、降霊術の一種です。
で、百物語は色々ありますが、考えなくても分かると思いますが。
とても大変です。まず百話という話の数です。
一つの話が400字だと40000字になります。
話をする時間が5分だとすると500分になります。8時間超えるのです。
日の入りが7時で日の出が5時だとすると、10時間です。
500分だと読むだけで結構ギリギリですね。
それだと日が昇る可能性が高いです。
ネットで集めた話で百物語をやると日が昇ってますね。
それだと百物語としてはつらいかなと思います。
太陽がのぼったら幽霊さんは家に帰っちゃいますからね。
スピード感がいるのです。一話に五分をこえると百物語としてはきついかなと思います。
なので250文字平均で25000字くらいがいいのかなと思います。
それ以上だと語るも読むも聞くのも全てが大変ですしね。
一回の話の時間は平均3分で合計300分が目安かなと思います。
それでも5時間ですが、降霊術っぽい時間じゃないですかね。
4分で400分もいい時間かと思います。
個人的に、140字小説の形で14000字だと一人百物語の呪術書みたいな価値が出せるのではないかと思いますが。考えただけで飽きました。呪術的価値を上がるために70文字平均7000文字も面白いかもしれません。物語ではなく呪文ですね。
ただひたすら怪談をやって何かを呼ぶというのが目的だと思うので、あまり時間を削るのもあれかもしれませんし、百物語が一種の儀式なら70文字平均は面白いと思います。
70文字は置いておいて、140文字でも話としてはインパクト勝負になるので、味付けが濃くなる感じですかね。胸やけおこしそうです。
140字を生かして、だらだらやると言う手もありますが。思い切って降霊術と割り切って、さくさくやっていくという選択もありますね。
でも盛り上がりを考えると、140文字は20個が限界で、箸休め的に使うのがいいかなと思います。その20個で浮いた文字を他に割り振ると言う計算もいるのでしょうね。とても大変です。
百物語は不要な会話を削ったシンプルな話を淡々とお経のようにやるのも呪術的でいいのかなと思います。
もしかしたら数人でやらないと混ざってくれないという可能性もありますね。
わざわざこのブログに来て下さった貴方を私は勝手に大切に思います。