夏休みなどの日記を考える「古典を読む」
GWの悩みに宿題の日記をどうするかという問題があったそうです。
GWは10日ですね。
10日でも悩むなら夏休みはもっと大変でしょう。
なので、
日記を考えたいと思いました。
ちなみに7月の中頃に夏休みの日記のヒントという記事を仕込みました。
こちらは実用的に書いてあります。
随筆を読んで日記を考える
三大随筆
があります。
方丈記はボリュームが足りませんが、
残り二つは一段ずつ読んでも余るほど数があります。
なので、
一日一段読んで感想書けば埋まります。
一段なら負担も少ないです。
問題は意外と愚痴っぽい所かな?
今の時代と会わない考えはその時代の考えと思って受け止めるのが良いと思います。
身分をわきまえない恰好はみっともないから、身の丈に合った恰好や生活をしろと清少納言さんは言っていますが、それはどう考えるかお任せします。
夢日記は毎日書くのは大変なのでお勧めしません。
あと随筆の解説の本も合わせて買うのがおすすめです。
それだけでもいいかもとは思っても言いません。
随筆の良い点は、過激な描写がない所です。
生活を書いているので、今の生活と比べたりとかできます。
説話集を読む
説話集は物語に感想というか、
こんな話があって、だからこうしないといけないという形の物語集です。
使い方として、こんな問題には、宇治拾遺物語にはこんな話がある。
だからこうしなさいと使います。
昔の話ね。
説話集だと、
などですかね。
日本霊異記と発心集は最後の説教が長めです。
説教ではないですが、小泉八雲さんもけっこう個人的な意見を書きます。
沢山話を読むと、考えの違いが楽しく、そっちのが楽しかったりします。
地味に解釈が違います。
小泉八雲さんは特に楽しいです。
説教が付いているので、一応人生の指南書でもあります。
なので夏休みの日記にお勧めです。
話のあらすじと説教、そこに感想つければなんか頭よさそう。
現代語訳で充分です。
あぁ、説話集は一応ではなくて、しっかりと指南書ですね。
発心集はお坊さんの話です。
他はけっこうエログロナンセンスなのでお父さんお母さんといっしょにね。
宇治拾遺物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)
- 作者: 伊東玉美
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/09/23
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
俳句などの歌を読む
おまけで俳句はどうでしょうか?
文の初めに一句書くのです。
やせ蛙 負けるな一茶 これにあり
と書いてから書き始めます。
万葉集も使えますね。
解説本を使うと意外と楽しいと思います。
小林一茶 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)
- 作者: 大谷弘至
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/09/23
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
- 作者: 角川書店
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/11/22
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
夏休みの間ここらの本を読むのおススメです。
わざわざこのブログに来て下さった貴方を私は勝手に大切に思いますよ。
またね