怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

2018-11-12から1日間の記事一覧

伝聞昔話「夢蜂長者」(楽しい民話)

伝聞昔話「夢蜂長者」 二人の男がいた。 一人は若者で、もう一人は老人だった。 二人は馬が合いいっしょに旅をしていた。 ある晩、若者はぶんぶんという音に眠りをじゃまされた。 ぶんぶん 黄金の山に ぶんぶん 鉢が飛ぶ 鉢はそう歌いながら老人の鼻の穴に入…