「言葉の世界旅行記」併「古典文学黒歴史」

「コトバノセカイリョコウキ」HEY「コテンブンガククロレキシ」

伝聞昔話・古典

伝聞昔話「興義夢応の鯉魚を描く」(雨月物語より)

伝聞昔話「夢応の鯉魚を描く」 延長のころです。 三井寺に興義という僧がいました。 興義は画の名人として有名でした。

伝言昔話「化け蜘蛛」(小泉八雲より)

伝言昔話「化け蜘蛛」 古い書物に化け蜘蛛の話が書いてあります。 化け蜘蛛は昔いたのだとか、今もまだいるのだとか、様々に言います。 「化け蜘蛛の話をしよう」 男が語り始めました。

伝言昔話「河童の子」(遠野物語より)

伝言昔話「河童の子」 河童を婿にしたものは河童の子を産みます。 河童の子は殺さなければなりません。 河童の子が生まれたら、切り刻み、1升樽に入れて、土中に埋めます。 河童の子は醜悪なので、一目でわかります。

青頭巾三分割(雨月物語より)

青頭巾まとめて 話は独立しています。 artart1982.hatenablog.com artart1982.hatenablog.com artart1982.hatenablog.com 別に三つはしっかりくっついてないんですけどね。 雨月物語の青頭巾をもとに三つ作ったのです。 うまく分割できる話でした。 主人公の…

伝聞昔話「菊花の剣」(雨月物語・菊花の約より)

伝聞昔話「菊花の剣」 九月九日、菊の日。 赤穴宗右衛門の命日で自ら腹を切った日です。 丈部左門は赤穴宗右衛門と義兄弟です。

伝聞昔話「菊花の約束」(雨月物語・菊花の約より)

伝聞昔話「菊花の約束」 九月九日、菊の日。 播磨の国加古の駅に丈部左門という清貧の博士がいました。 左門は菊の日に訪ねてくると約束をした赤穴宗右衛門を待っていました。

伝聞昔話「玄象の琵琶」(今昔物語より)

伝聞昔話「玄象の琵琶」 村上天皇の時代です。 玄象という天皇家に伝わる琵琶がなくなってしまったのです。 「玄象を私の代で失くしてしまうとは」 天皇はたいそう嘆きました。

伝聞昔話「晴明を試みる僧」(宇治拾遺物語より)

伝聞昔話「晴明を試みる僧」 安倍晴明の家に美しい二人の童を連れた老いた法師がやってきました。「何か用ですかな」 晴明が法師に聞きますと、「播磨の国から来ました。陰陽道を習いたいという志があり、この道において優れている晴明殿に少々でも習いたい…

伝聞昔話「秦始皇帝天竺より自ら来る僧禁獄」(宇治拾遺物語より)

伝聞昔話「秦始皇帝天竺より自ら来る僧禁獄」 秦の始皇帝の時代の話です。 天竺から僧が渡ってきました。「お前は何者だ、何をしに来たのだ」 帝はその僧を怪しんだのです。「私は釈迦牟尼仏の御弟子です。遥か西天より渡ってきたのです」 僧が答えました。

伝聞昔話「観音帷」(宇治拾遺物語より)

伝聞昔話「観音帷又は清水寺御帳賜る女」 ひたすらに清水寺にお参りしている女がいました。 その女には頼る者がなく、人生にご利益もなかったので、観音を恨みながら願をかけていたのです。 もしどんな不幸や不満があったのかを女に聞けば、たっぷり一晩語っ…

伝聞昔話「愛罰鬼」(雨月物語・青頭巾の下)

伝聞昔話「愛の罰」 一途な阿闍梨がいました。 その阿闍梨は美童を食いました。 愛していたから美童の死体を食いました。 美童のただれた肉をすすり、 むき出しとなった骨を舐め、 生前と同じようにまぐわいをし、 食いつくし、 阿闍梨は鬼になりました。

伝聞昔話「多田新発」(宇治拾遺物語より)

伝聞昔話「多田新発」 鹿は身を投げ出すように逃げていました。 多田新発の弓から逃げていたのです。 多田新発は多田満仲の部下です。 評判の悪い部下です。 命で遊ぶことに溺れていました。

伝聞昔話「鬼指南」(雨月物語・青頭巾の中)

伝聞昔話「鬼指南」 人は生きながら鬼になる者がいます。 仏の広大さを理解せず、おのれの欲にまかせるままこの世を終わり、愛欲邪念の業障に握られて、生きていた時の形や、鬼や蛇になって祟りをなすことがあります。 快庵は男に鬼とはどのような物かと語っ…

伝聞昔話「美童食阿闍梨」(雨月物語・青頭巾の上)

伝聞昔話「美童食阿闍梨」 これから不思議な話をいたしましょう。 美童と阿闍梨の恐ろしくも悲しい話でございます。 美童を愛し食った阿闍梨の話でございます。

伝聞昔話「五色の鹿」(宇治拾遺物語より)

伝聞昔話「五色の鹿」 昔、天竺でのお話です。 五色の体と白い角を持った美しい鹿が山の深く深くに暮らしておりました。 深い所に暮らしていたので人はその鹿のことを知りませんでした。 そんな山の深いところで鹿は鳥と仲良く暮らしていたのです。 鹿の暮ら…