怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

アナーキー読書感想文論「貧福論」「ジキニンキ」

お題「好きな作家」 読書感想文を書きませう。 読書感想文の季節ですね。 読書感想文はただ何がありました~~こう思いましたを繰り返してもいいですが、書き方もあります。 まずは作品のテーマを書く 感想文の本にはテーマがあるでしょう。 そのテーマを書…

伝聞昔話「金の精」(雨月物語・貧福論より)

伝聞昔話「金の精」 岡左内という禄が高く、誉れが高い武士がいました。 ただ、左内は金への執着が強く、金を部屋中に広げて楽しむなどの、評判の良いとは言えない趣味を持っていました。 左内の部下に金を貯め、黄金一枚隠し持っていた男がいました。 左内…

140字怪談「たぬき」

140字怪談「たぬき」 山で一休みしていると、狸が一匹やってきた。 「カチカチ山など下らない話のために、狸の地位が低下している」 狸は私にそう言った。 「狸の地位を上げる運動に加わってもらいたいのだ」 狸はそう言うと、木の葉と半分の油揚げを私に…

「枕草子」と「徒然草」

「枕草子」と「徒然草」の違い 作者の立場が全く違うので、思想も全く違います。 「枕草子」の清少納言は中宮定子の女房さんという秘書のような立場なので、権力争いのど真ん中です。 「徒然草」の吉田兼好はお坊さんです。 「枕草子」「徒然草」「方丈記」…

140字怪談「月食」今晩7/28の4時半に皆既月食です。

140字怪談「月食」 月食の日に猫の戦争があると聞いたので、猫の戦争を止めるために削り節を持って散歩に出かけた。 月食が始まるころ、猫達が公園に集まってきた。猫たちは二手に分かれた。そして、牛乳派とヨーグルト派に分かれて議論を始めた。 削り節…

140字小説「なま女房と化け猫」

140字小説「なま女房と化け猫」 なま女房の仕事は化け猫の世話でした。「化け猫さん、顔に毛が生えていると情が薄いとは本当ですか」化け猫は女房の顔じっとみる。「女房さんもうっすら顔に毛が生えています」 化け猫がいいます。「化け猫さんは今日ご飯…

松茸のお吸い物と氷で夏と戦う。氷を悪者にしないでください。

松茸のお吸い物は万能調味料 暑い季節に万能調味料と呼ぶには条件があります。 氷で冷たくできるかです。 氷で冷やすと腸に悪いと言いますが。 太陽が悪いから仕方ないんですよ。 氷で冷やすと油が固まります。 インスタントのオニオンスープを冷やしていま…

詩会「誠之助の死」与謝野寛

詩会「誠之助の死」与謝野寛 大石誠之助は死にました、 いい気味な、 機械に挟まれて死にました。 人の名前に誠之助は沢山ある、 然し、然し、 わたしの友達の誠之助は唯一人。

ヤマザキのデイリーホットはおいしくて安い

ちょうどいいお店ですね。 あまり言いたくないですが、私はパンを焼いているタイプのお店のデイリーヤマザキがおすすめです。 みなとみらいなどお高いスポットにもあるので、金額調整にもおすすめです。

140字小説「彼女の右足」

140字小説「彼女の右足」 好きな子がいた。その子とは縁がないらしく、どう頑張っても結ばれない。 あまりにも可哀想だというので、その子の右足をもらった。 足ならば一緒に出かけることが出来るという優しさらしい。 その足はよく食べ、よく飲み、よく…

材料集め

今週のお題「わたしのモチベーションを上げるもの」 本です。 面白い本を読むとモチベーションが上がります。 最近だと枕草子が楽しいです。 徒然草は、へぇ以上の感想が今のところないですね。 楽しいんですけどね。記事にするとえらそうになりそうなので、…

伝聞昔話「シャリホツと外道たちの術くらべ」(今昔物語より)

伝聞昔話「シャリホツと外道たちの術くらべ」 今は昔、天竺の話です。 釈迦の弟子シャリホツ尊者は仏教徒ではない異教徒の子でした。 シャリホツはお腹にいるころから知恵があふれ、出産まで生まれるのをまてず、母のお腹を破って出てこようとしたので、出て…

140字怪談「みのむし」

140字怪談「みのむし」 蓑虫は鬼の子です。鬼に捨てられた哀れな子です。 人食う親の罪なのか、人食う蓑虫の明日の罪なのか。 哀れな衣を着て人を見るとヒトクサイヒトクサイと鳴きます。 もしヒトクサイヒトクサイと鳴く蓑虫をみたら潰しましょう。 鬼に…

140字怪談「らじお」

140字怪談「らじお」 私はラジオが好きです。 その日は夜中までラジオを聞いていました。 眠くなったのでラジオを消して寝ようと思い消しました。 ラジオは消えませんでした。 故障かなと思ったら「8月3日」そう言うとラジオはははははと笑ったのです。…

140字小説「横綱」

140字小説「横綱」 横綱の趣味は川に行くことです。 子供だった時、少年相撲で優勝しました。その次の日に小さな河童の子に相撲で投げられたのです。 横綱になったらまた相撲をしよう、河童は言いました。 川に行くと叫びます。横綱になったぞと。そして…

140字怪談「まがいもの」

140字怪談「まがいもの」 山には河童がいる。山には天狗がいる。 どちらも山の神である。 たまに山を歩いていると、甲羅を背負った鳥みたいな河童にも天狗にもなれなかった奴をみることがある。 神になれなかったのだ。 目を合わせるとおまえおまえと叫ぶ…

140字怪談「お狐様」

140字怪談「お狐様」 山にある寺で狐にあった。 「昔は酒に厚揚げがおいしかった。ねぎをかけたら竹虎。 大根おろしで雪虎となる。ただ飽きてきた」 狐は哀れな声で言う。 「チーズケーキは良いな、あれなら百年後も悪くならないだろう」 狐はそう言うと…

140字小説「生まれ変わったらベンガルでした」

140字小説「生まれ変わったらベンガル猫でした」 あの日は嫌な天気だった。 トラックがふってきたのだ。 雨のようにトラックがふってきた。 そして私は猫に生まれ変わった。 美しいベンガルだ。私はまるくなって寝た。 起きると、サバトラが寄ってきた。 …

アフィリエイトブログの作り方からそうじゃないブログを考える。

アフィリエイトからそうじゃないブログを考える。 なんとなく初めたもしもアフィリエイト。 そこの特徴はアフィリエイトの講座があることです。 有料のアフィリエイターの養成講座もあるそうです。 私が読んでるのは有料講座の呼び水ですね。 そこで分かった…

枕草子で学ぶブログ術!素敵な日記はいつも過激!

清少納言流日記術はスパイシー 清少納言さんの枕草子を読んだことありますか? 春はあけぼの やうやう白く~~ が有名ですね。 有名な理由は読みやすいからです。 読むだけで、なんとなく意味は分かります。 残念なことにどんなに素晴らしくても読みずらいと…

あそびあそびませ中世の遊び

今週のお題「ゲームの思い出」 好きなゲームはFFCC 大きな声で言ってみる。 ファイナルファンタジークリスタルクロニクル 長い。 DSのはどっちも好きです。 クラヴィット♂への贔屓がひどいゲーム。 レイルジャケットが強すぎる。 ファイナルファンタジー・ク…

伝聞昔話「袴垂保昌に会う」(宇治拾遺物語より)

伝聞昔話「袴垂保昌に会う」 袴垂というたいそうな盗賊がいました。 それは十月ごろでした。 衣が欲しくなった袴垂は、いい衣がないかと探していました。 人々が夢の中で笑ったり泣いたりしているころです。 一言で言えば夜です。 朧月の下、衣をたくさん着…

平安のスーパースター「安倍晴明」

平安のチートスター安倍晴明 セーマンと呼ばれる五芒星で有名な安倍晴明。 フィギアスケートでも有名な安倍晴明。 古典の読解に役にたつかと思ってと調べましたよ。 結果でいえば、古典の読解には陰陽道に興味なければ無視していいとおもいますが、 調べたの…

リライトの危険性とURLの再利用を考える。

リライトを考える 一回下書きに戻して、日付を変えて再公開するのをリライトと言います。 リライトはURLを維持してやらないと、はてなスターやはてブなどが消えます。 その情報はURLが持ってるからです。 なので、リライトですが、URLを維持していないと検索…

頭の良い人どんな人?と怪談論

頭よい人どんな人? はじめに、 怪談徒然草って本があるのね。 なので草子にしました。 頭がいい人ってどんな人でしょうか? 今昔物語だと、質問に説話で答えられる人です。 説話が根拠になっています。 質問に根拠を持って答えられる人になりますね。 地の…

We are W杯!私たちは青い侍

日本代表は頑張ったから私たちが頑張ったの 勝てば官軍、負ければとはよく言いますが、 勝てば私たちが勝った、負ければあなた達が負けたになります。 たまに私たちが負けたという人もいますが、少し入りすぎですね。 なぜそうなるのか? 代理戦争だからです…

140字怪談「電柱」

140字怪談「電柱」 電柱1本植えると、化け物10匹いなくなります。 10本で100匹がいなくなるのです。 化け物のいない国のために、電柱はたくさん植えられました。 化け物も数が少なくなりました。 河童もだいぶ減りました。 いつからでしょうか。 …

「記事を削除してもグーグルに残ってる」と「安倍晴明ちゃん」

お題「どうしても言いたい!」 削除した記事でもグーグルには残っている 困ったことが起きています。 削除した記事に検索で来てる人が結構いるらしい。 記事は消せてもグーグルからは消えないんですね。 なので、その記事にグーグルからアクセスした人は、記…

雨月物語まとめと140字小説とURLの再利用?

なんかこのURLにグーグルからアクセスがあるので、再利用できるのか試験です。 雨月物語のまとめの記事になります。 仮名暦のリンクは下に。 artart1982.hatenablog.com おまけで、Twitterに投稿した140字小説。 140字小説「横綱」 横綱の趣味は川に行…

オウムのようなカルトと戦うには?

カルトの信者は教祖が詐欺師だと知っている カルト宗教に入ってる人がなぜ洗脳が解けないのか。 それは、自分から騙されたいという願望からではないかという話があります。 カルト宗教の信者は、ほとんどが騙されたいと願望を持っている信者と、それを利用し…