数百円のワンダーランドと猫
保育士はお金にならないという。
理由は簡単だ。
親にお金がないからだ。
知育の販売も同じ悩みが付いてくる。
個人的に知育の販売が好きだ。
お客様は色々な希望をもやってくる。
どうすれば将棋の藤井さんのような子供ができるのかとか?
基本知育は個性を伸ばすのが目的で、
将棋が上手くなる知育はない。
というか、任天堂で将棋盤を買うべきだ。
あとは、
わが子が落ちこぼれないようにと願いをこめてやってくる。
そんなに悩まなくてもいいと思うが。
現実は様々に厳しい。
知育の販売は学校に売るという選択肢があるが、
子どもは減り、親の収入も減っていく。
だから学校も減っていくだろう。
子どもは減って、その親の収入は減ったが、
お金持ちの預金は増えたらしい。
嫌な時代だ。
なので、
色々考えて、
衣食住のどれかを仕事にしようと考えた。
服?
「マダムその服お似合いですわ」
そんな言葉は言えない。いや、そんなやり取りはないけども。
家?
不動産屋は嫌いだ。
そんなこと考えて、
食にした。
食は人件費などの関係で、
収入の期待値は屋台規模も大きな店舗も変わらないという。
凄く雑な計算だが。
屋台程度ならいけるのか?
幸いなことに装飾品は自分で作れる。
装飾が自分で出来れば数百万円浮くらしい。
いけるのか?
とりあえずやってみよう。
でもラーメン屋は嫌だ。
なんとなく。
カフェっぽいのが良い。
低温調理のローストビーフやローストポークのサンドイッチはどうだろう?
テリーヌやムースのパフェはどうだろう?
ぱふぇってな~に?
数百円で提供できるワンダーとはどんなものだろうか?
そんなことを考える。
そんなこと考える。
別に日本でなくてもいいだろう。
とか。
だが、
すやすや眠るカウガールのようにバンダナを首に巻いた猫を見ると、
日本が良いだろう。
猫といっしょもいいかもしれない。
そんなことを考えながら今日も電車に乗るのだ。
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