怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

140字小説「麦茶のボトル戦争(日常は戦場)」

140字小説「麦茶のボトル戦争(日常は戦場)」

 

 

母親と喧嘩した。
麦茶のボトルを1リットルか3リットルかでもめたのだ。
私は3リットル欲しかったのだ。

猫の欠伸がつきたころ。
1リットル2本という答えになった。
そして、事件が起きる。
開店セールでオシャレな1リットルのボトルを父がもらってきたのだ。
2本のボトルの並びが悪い。

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しょーもないことを書きたい。

400文字以下だと良くないらしいですね。

へぇ。

文体診断

 

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わざわざこのブログに来て下さったあなたを、私は大切に思います。 

伝聞昔話「タバコになった娘」(中国の楽しい民話)

  伝聞昔話「タバコになった娘」

 

 昔の中国の山東省のお話です。

 ナンションという青年とイエイエという娘がいました。

 二人は一目で思い思われる仲になりました。

 ですが、ナンションとイエイエは家柄のつりあいが取れなかったので、結婚することはできませんでした。

 イエイエはナンションと一緒になれないことを悲しみ悩みました。

 そしてイエイエは病気となり死んでしまったのです。

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140字小説「ミネストローネ」

140字小説「ミネストローネ」

ミネストローネには細かく切った野菜がいい。

細かく切った野菜をしっかり煮込み、

それをスプーンに乗せてわしわしと食べるのだ。

 スープは汁ではない。

スープはおかずである。

化け猫になった猫が眠る前に語った話である、

ベッドタイムストーリーというらしい。

キャットタイムストーリーではない。

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ミネストローネは

イタリア語でスープと意味らしいです

ただ、この化け猫の好みを語ってるだけという話。

スープという意味らしいのでトマトがなくても可らしいです。

 

文体診断いってみよう

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 小林多喜二さんは「蟹工船」ですね。

2回目の松たか子さんきたぞ。

一回目は

 

artart1982.hatenablog.com

 

松たか子さんの小説が読めるのはここだけ(違うよ)

 

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 わざわざこのブログに来て下さったあなたを、私は勝手に大切に思います。 

 

伝聞昔話「ちんちん小袴」(小泉八雲より)

伝聞昔話「ちんちん小袴」

 

 

 日本では家の床に、いぐさを編んで作った畳という敷物を敷きます。

 畳はいぐさがしっかり詰められて編んでいるので、小刀の先が刺さる程度のすきましかありません。

 畳は一年に一度取り換えられるので、とても清潔です。

 日本人は靴をはかず、しかも家の中では靴の代わりのわらじは脱ぎます。

 西洋のように大きな机やいすもありません。

 畳の上で過ごします。

 日本人は物を大切します。

 幼い女の子用の百年前の人形がきれいに残っていると言えばどれだけ物を大事に使うか想像できると思います。

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