怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

「返報性文明論」併「テレビが苦しんでいる理由」おまけ「全知が死んだ日」

返報が文明である

人間は恩を感じる、それが文明の大黒柱です。

動物も感じますけどね。返し方が違うだけです。

 

ただ、恩の面白い所は、

それが鎖でもあることです。

いいえ鎖です。

その鎖でしっかりと作るのが文明です。

 

文明の基本は恩は返すものです。

返さなくてはいけないのです。

それを返報といいます。

 

そして、コミュニティにおいて返報は大黒柱ですから、

それを悪用する人がいます。

続きを読む

140字小説「地獄日記」

「地獄日記」

 

紫式部は地獄に落ちました。

二枚舌の作家は地獄で暮らすのです。

あの人も地獄でしょう。

政治家も夢物語すら語りませんが地獄でしょう。

そんなことを考えていたら、

猫が飯だと言いました。

にゃあが欠伸に負けました。

猫とのんびり天国もいいと思います。

三千世界を幻と猫とゆっくり寝ていたい。

f:id:artart1982:20180520151006j:plain


 

 

物語を真実と書くと地獄に落ちるのだそうです、

それでも源氏物語は素晴らしいと書いたのは雨月物語の序文ですね。

水滸伝の作者は物語を真実と書いた罰で三代苦しんだそうです。

怖いですね。

演義とか歴史小説を書く人は鬼にお気を付けください。

あれもじゃねとか考えるのはやめましょう。

 

さぁ文体診断

f:id:artart1982:20180625132619p:plain

 

海野十三はSF作家さんですね。

麻生太郎さんの文章って何?

 

わざわざこのブログに来て下さったあなたを、私は大切に思います。 

 

地獄楽 1 (ジャンプコミックス)

地獄楽 1 (ジャンプコミックス)

 

 

「天邪鬼は芸事論」併「後期高齢者の力を思い知れ」

「まなぶ」はなぜ「まねび」なのか?

 

一言で言えば、

知らないことはできないからです。

 

性質上、2次創作の同人作家さんは元ネタという具体的な目標があります。

その目標との力量の差が質です。

 

で、そうじゃないオリジナル作家は、具体的な目標を作らず、

というか作らず、トライ&エラーを繰り返します。

 

金鉱を彫るのか金山を探すのか違いです。

金山はどこにあるか分かりませんが、探せば大きい利益があります。

金鉱は確実にありますが、利益は少なくなります。

 

なのでどちらも良い点と悪い点があります。

いきなり金山を探すよりは、金鉱を彫って感覚を作るのもいいかなと思います。

 

ここまで、ここでやる必要ないと気づいたので、

話の方向性変えて天邪鬼は芸事論でいきます。

続きを読む

「ヨーロッパの諺」と「悪の美学」

f:id:artart1982:20180606125347j:plain

不幸が一人でくることはない

 

ヨーロッパのことわざ

 

不幸は団体旅行。幸福はおひとり様。

これって、

不幸は簡単に分け合えるけども、幸福は簡単に分けることが出来ない。

って言葉思い出しますね。 

 

 

  

悪の美学

続きを読む