怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

140字小説「猫のおもてなし」

140字小説「猫のおもてなし」

 

私は家の前に立っていました。
そこの家には金の文字で、
「猫のおもてなし」と書いてあったのです。
私が入ると、飼い猫のトコがいました。

 「おいしいキャットフードです」
トコは言いました。
私がそれを無言で見ていると、
「あなたも知っているおいしいごはんです」
トコはそう言いました。
嫌な夢です。

 

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文体診断いってみよう。 

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野間清治さんは講談社の創業者だそうです。

 

文体診断ロゴーン

 

わざわざこのブログに来て下さったあなたを、私は大切に思います。