怪談「徒然草子」

徒然なるままに、きいぼうどと心にまかせて、古典狂の怪談童話創作家の結果的にここだけの怪しいかもしれない話

140字小説「兎さんと亀さん」

140字小説「兎さんと亀さん」

 

 

兎は駆けくらべに勝った亀に行った。
「私は警官で、昨日も犯罪者に付き合って徹夜だった。
疲れているのを知っていたのでしょう」
兎は亀を非難した。
「君の相棒は僕の親せきで、一晩中寝ていたと言っていたよ」
亀は兎を非難した。
「太陽と風が睡眠を誘うから私は誘われてしまった」
兎はそう言うと寝た。

 

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ダメな兎の話です。

堕落論坂口安吾さんに、井上ひさしさん、芥川龍之介さんと、

文学の匂いが強いメンツです。

 

ほんとうかよ?

あとワーストの部分っていらない気がする。

橋本龍太郎さんの文章から遠いと言われてどうしろと?

 

文体診断ロゴーン

 

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